クレイジー・ワールド
ジャーマン・メタルの雄、Scorpions 1991年の大ヒット曲。
プロ野球は、今日から、セ・リーグとパ・リーグの交流戦が始まった。一年前には考えられなかったこと。
時代は変りつつある。そして、その速度は驚くほど速い。
昨日の記事に、名前だけ出てきた Scorpions だったが、今日、たまたまインターネット・ラジオから Wind Of Change が流れてきたので、タイトルは迷わずこの曲にした。
ベルリンの壁が崩壊して、東西冷戦が終結したのが1989年から1991年にかけてのこと。モスクワ・オリンピックやロサンゼルス・オリンピックのボイコット騒動があった1980年代前半から、たった5年程で世界は大きく変ってしまった。
Wind Of Change は、 Scorpions 1988年のソビエト・ツアー(ソビエトという言葉も過去の言葉になった)からインスピレーションを受けて出来たそうである。東西ドイツが分断されている、という事実を背負ったドイツ人の Klaus Meine だからこそ出来た曲ともいえるだろう。日本人の私ですら、何かしら感慨深いものがあった。
Wind Of Change のヒットから約15年が経過した。
しかし、残念ながら、未だ世界各地で紛争は耐えない。
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