38 Special [Lemon]
1977年の 38 Special デビュー・アルバム。
先日、VAN ZANT (Donnie と Johnny の Van Zant 兄弟によるユニット)の
Get Right With the Man
を注文した時に、この 38 SPECIAL が買えることを知り、半ば衝動買いをしてしまった。38 Special のデビュー・アルバムで、とっくの昔に廃盤になって、CD での入手はまず無理だろうと思っていただけに、いつの間に再発売されたの?、というのが正直な感想だった。
よくよく見ると、レーベルがイギリスの Lemon というところで、オリジナルの A&M (この会社自体、もう存在していない)ではない。2003年のリリースなので、比較的容易に買えた、ということだった。CD も廃盤になるのが早いから、思いついた時に買っておかないと後で苦労する。
輸入盤の LP で聴いて以来だから、10数年ぶりになる。38 Special はデビュー・アルバムから、典型的サザン・ロックとは一線を画している。ツイン・ギター&ツイン・ドラムスの編成だが、サウンドは Lynyrd Skynyrd などのように重くはない。カントリー、ブギ、ブルースなどの音楽を彼らなりにブレンドした、独自のサウンドを作り上げている。この 38 SPECIAL は、とりわけカントリーの要素が強い。そうか、先日リリースされた GET RIGHT WITH THE MAN は原点回帰、ということか。それでも、サザン・ロックの継承者(Donnie の兄は伝説の Ronnie Van Zant、だからデビューに漕ぎつけたという話もある)だけに、豪快なところもある。Just Hang On って、Lynyrd Skynyrd の Tuesday’s Gone を彷彿させる。
中古盤や輸入盤で 38 Special の CD もかなり集めたが、2nd の SPECIAL DELIVERY だけは未入手。(輸入盤の LP は持っている。)
Special Delivery
Amazon.com からジャケット画像を引っ張ってきた。LP ジャケットでもそうだったが、右にいる牛、頭が二つに見える、、、、、。どこか、SPECIAL DELIVERY も再発売してくれないかな。
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