GET RIGHT WITH THE MAN / Van Zant (Donnie & Johnny)

※当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

Get Right With the Man
Get Right With the Man

Van Zant 兄弟によるカントリー・アルバム。


昨日、38 Special の記事の途中で、Van Zant は原点回帰、と書いたが、その Van Zant の新譜についての記事を書いていなかったことに気がついた。実際には、VAN ZANT / Van Zant (Johnny) のところで穴埋め的に書いていたのだが、手元に CD が届いたこともあり、改めて書き直すことにする。
その前に、Van Zant 3兄弟について。(サザン・ロックを知らない人にとっては、誰がどうなの?だと思う。)
長男:Ronnie Van Zant
1970年代に大活躍した、伝説のサザン・ロック・バンド Lynyrd Skynyrd のボーカル。1977年10月20日、飛行機事故で他界。代表曲として、Free Bird、Sweet Home Alabama など。(Lepps ファンとしては、Steve Clark が Free Bird を弾き通したことで Def Leppard に即加入が決まった話で有名な曲!?)
次男:Donnie Van Zant
38 Special のボーカルとして、現在も活躍している。代表曲、Caught Up In You、Second Chance など。
三男:Johnny Van Zant
1980年代に自身のバンド Van Zant でレコード・デビューするも、兄達のようには売れなかった。Ronnie 他界後10年の1987年に、再編成された Lynyrd Skynyrd のボーカルとして参加、現在に至る。
ヒット曲の数からは、38 Special > Lynyrd Skynyrd なのだが、
音楽業界に与えた影響度からは、Lynyrd Skynyrd >>> 38 Special、つまり Ronnie >>> Donnie になってしまう。偉大な兄、Ronnie Van Zant なのである。
届いた CD は輸入盤にもかかわらず、さらにビニール包装が施されて、あの CCCD マーク・シールが貼られていた。本体そのものにも、CONTENT ENHANCED & PROTECT の記載とマーク、対応機種のところに Limited Copies と但し書きも記されている。パソコンに取り込めたから良いけど、何となく釈然としない。
ざっと聴いてみたところで、サウンドはサザン・ロックでもあり、カントリー・ロックでもあり、といったところ。重い曲はサザン・ロックだし、比較的軽い曲は、まさしくカントリー・ロック。農業地帯の保守的な層に受けるんだろうな、と思いつつ、Billboard チャートを見てみたら、カントリー・アルバム・チャート2位、アルバム・チャートで21位だった。原点回帰、ひとまず成功、といったところか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました