All Right Now / Queen + Paul Rodgers

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リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ(初回限定盤)
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Queen だけではなく、Free や Bad Company の曲も演奏された。


ライブ CD を聴いていた時も感じたけれど、Paul Rodgers は自分の持ち歌を歌っている方が伸び伸びしている(当然か)。そんな Free や Bad Company のヒット曲を、Brian May のギター、Roger Taylor のドラムスで聴いている、何という贅沢な時間。
なのに、どうして全然盛り上がらないの?
某掲示板で、どの会場についても Free や Bad Company の曲はあまり歌っていなかった、という書き込みを見ていたのである程度は覚悟していたが、観客の歌声は格段に小さい。Queen の曲にはしゃいでいた観客も、Free や Bad Company の曲になると立ったまま(座らなかっただけましかもしれない)。曲のタイミングに合わせてライトも観客を煽っているのに、腕を上げるなどの反応に乏しい。本当に曲を知らない雰囲気だった。ライブ・アルバムで予習をしなかったのだろうか?あれでは Paul Rodgers が気の毒。しかし、気のせいか Paul の持ち歌の方が合唱時間が長かった様に思ったのだが(これだけ歌えていないのにまだ歌わせるの、と思ったほど)。日本の場合、皆が皆 Free や Bad Company の曲に慣れ親しんでいる訳ではないから(特に若い人)、いくらコーラスがタイトルそのもので易しい英語とはいえ、Paul の先導無しにいきなり歌えというのも少々酷だったかもしれない。観客の合唱に対して Paul は褒め言葉を言っていたけれど、私の周りでは、お世辞にも盛り上がっていたとは思えない。ステージ両脇のスクリーンに映し出された観客も半数程しか歌っていなかったように見えたのだが、場所によっては盛り上がっていたのかも知れない。
Feel Like Makin’ Love や Can’t Get Enough、All Right Now を Paul Rodgers と共に歌うという貴重な体験、堪能させてもらった。

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