Raised On Radio~時を駆けて(紙ジャケット仕様)
1986年5月31日の全米9位。邦題「トゥ・ユアセルフ 」。
フロンティアーズ
から約3年、気が付いたら Steve Smith と Ross Valory が脱退し”そして3人が残った”状態でリリースされた RAISED ON RADIO からの第一弾シングルが Be Good To Yourself だった。原題の後半部分だけをカタカナにした邦題が1980年代らしい。
ESCAPE からの Still They Ride が日本で流行った頃から Journey を知り、FRONTIERS の大ヒットを目の当たりにしていただけに、当時はようやく Journey が復活したことを喜びながら Be Good To Yourself を聴いていた。
アップ・テンポでノリの良い楽曲は Journey 健在を印象付けたけれど、”そして3人が残った”状態の Journey には魅力を感じず、結局アルバムは買わなかった。
かつての勢いも衰えた Journey にとって、Be Good To Yourself が最後の Top 10 ヒットとなった(全米最高位9位)。
Joel Whitburn’s Top Pop Singles 1955-2006 (Joel Whitburn’s Top Pop Singles (Cumulative))
を見ていて気が付いたのだが、意外な事に Journey は Billboard HOT 100 で1位を獲得していない。Open Arms が6週連続2位を記録したけれど、
フリーズ・フレイム(紙ジャケット仕様)
と
アイ・ラヴ・ロックン・ロール(紙)
に行く手を阻まれてしまった。
所謂産業ロックと言われるバンドは Styx も REO Speedwagon も TOTO も Foreigner も Boston も HOT 100 での No.1 ヒットを出しているけれど、Journey はチャート運に恵まれなかったようだ。
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