China Girl / David Bowie

レッツ・ダンス(紙ジャケット仕様)

1983年8月の全米 Top 10 ヒット。

香港がイギリスから中国に返還されて10年が経った。
この間、中国は世界の工場として目覚しい発展を遂げ、世界経済において強い影響力を持つようになった。今年2月、上海市場急落に端を発した世界市場の混乱は記憶に新しい。
香港返還後50年間は一国二制度が維持されるそうだが、物凄い勢いで世界が変化している今、香港の位置づけはどうなっていくのだろうか。
香港、イギリス、中国、ということで、David Bowie の China Girl を思い出した。
Let’s Dance で全英・全米を制覇した後にリリースされたシングルで、中国っぽいイントロが印象的な楽曲である。Let’s Dance の重さとは対照的な、軽めのイントロが妙に耳に残って離れなかった。
折りしも日本では
戦場のメリークリスマス

が話題になっていた頃で（私は映画を見なかったが）、David Bowie の来日公演を秋に控えていたこともあり、各種洋楽雑誌や「8ビート・ギャグ」では David Bowie ネタで盛り上がっていたように記憶している。