I Can’t Stand Still
1983年1月全米 Top 3 ヒットとなった。
テレビを見ていたら、お掃除テクニックとしてお酢を使って洗濯機を掃除する、という技が紹介されていた。
私も以前試したことがあるが、お酢を入れて洗濯機を回すと確かに汚れが浮いてくる。しかし、次に市販の洗濯機用洗剤を入れて洗浄すると、さらに汚れが出てきて愕然となった。環境への配慮と節約のため、基本的にお酢で洗濯機を洗うものの、数回に1回は洗濯機用洗剤を使うようにしている。洗濯槽の裏は見えないだけに、どれだけ汚れているかと考えるだけでも恐ろしい。
汚れた洗濯機か、と思ったところで、頭の中に Dirty Laundry のサビの部分が鳴り響いてきた。この部分は、ラジオ日本「全米トップ40」中の「ジョーク・ボックス」コーナーで「キズ物だー」と紹介されていたように思う。
Dirty laundry は直訳すれば汚い洗濯物になるが、アルク社のオン・ライン辞書「英辞郎」によると「内輪の恥」という意味があるそうだ。Don Henely の楽曲で使われている意味は、もちろん後者。ゴシップで生きているマスコミに対する、シニカルな Don Henley らしい歌詞を書いている(英語力の無い私には真意までは掴めない)。ベースが印象的なイントロで始まる楽曲は非常にユニークで、Steve Lukather の奏でるギター・ソロも素晴らしい。この曲は昨年の来日公演でも歌っていたが、個人的に楽しみにしていた Sunset Grill に若干幻滅した後だったため、Don Henley のソロ多いな、という意識でしか聴いていなかったな。
コメント
!!
汚い洗濯物以外の意味があるんですね!!
いやぁ~、今日一番の衝撃でしたっ。
ほんと、白まねきねこさん・katamaさんには大感謝なんです。
どれだけ自分の知識が広がっていくか・・・。いつかなんかの形で恩返しできるといいのになぁ・・・。
スリピヘさん、いつもコメントありがとうございます。
洋楽の歌詞には double meaning のものも多いですよね。英語の勉強のつもりで先ず歌詞を見るのですが、よく分からずに日本語訳を見てこんな意味だったのか、と驚くことも結構あります。(ですので、CD は基本的に歌詞・対訳・解説の付いている日本盤を買うことが多いです)。文化の違い、と言ってしまえばそれまでなのでしょうけれど、英語は難しいですね。