ドント・ルック・バック(紙ジャケット仕様)
1979年にシングル・カットされ、全米最高位46位だった曲。
ポスティングシステムでアメリカ大リーグを目指す西武ライオンズ・松坂大輔投手の交渉権を獲得したのは、ボストン・レッドソックス (Boston Red Sox) だった。入札額は何と $51.1 million = 5111万ドル（約60億1000万円） !!!!!
レッドソックスは金持ち球団なのか。
予想以上の金額で西武ライオンズは満足、夢のメジャーに移籍出来ることで松坂投手は満足、打倒ニューヨーク・ヤンキースの為に必要な（いや、放映権など日本人をターゲットにしたビジネスを展開出来る）選手を獲得してボストン・レッドソックスは満足、という三者が納得する結果となった。アメリカではベースボールは完全にビジネス（儲けて何ぼのもん）なのだということが分かる。
先日購入した
超・格差社会アメリカの真実
の目次に”「メイキング・マネー」が尊敬に値する唯一の行為”や”経済的な成功こそアメリカ社会の最優先目標と責任感だ”という小項目がある。経済的な成功＝お金を儲けることが正しい事、という考えのアメリカ社会では、投資した以上の見返りが見込まれるのなら、大金を投じるのは当たり前という感覚なのだろう。
ボストン・レッドソックスということで、今日は Boston の曲にした。
Wikipedia によると、Feelin’ Satisfied もシングル・カットされたけれど、余りヒットしなかったようだ。曲自体は耳に馴染みやすいキャッチーなものだけれど、やはりタイトル・トラック Don’t Look Back ほどのインパクトが無いように思う。
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