Heartbreaker / Pat Benatar

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In the Heat of the Night
In the Heat of the Night

1980年3月に全米23位となった Pat Benatar 衝撃のデビュー曲。

ひな祭り女性アーティスト・シリーズ第4弾は、一昨日、最後に名前を出した Pat Benatar である。1980年の3月に Pat Benatar の Heartbreaker は全米23位を記録するスマッシュ・ヒットとなり、時期的にも丁度良い。と、昨日と同じ様な書き出しにしている。昨日書いた Heart の These Dreams と違うのは、私がこの曲をリアル・タイムで経験していないこと。1982年から洋楽を聴くようになった私にとって、Pat Benatar の曲は Shadows Of The Night からがリアル・タイムになるので、この Heartbreaker は後追いになる。
Heartbreaker は紛れもないハード・ロックの曲で、それをソロ名義の新人女性アーティストが歌いこなしたのだから、当時としては相当インパクトがあったであろう。Janis Joplin 以降、1970年代にも数多くの女性シンガーが登場しているが、大抵ポップスを歌っている。バンドとしては、昨日取り上げた Heart が1970年代に Magic Man や Barracuda をヒットさせているけれど、これも相当凄いことだったであろうことは容易に想像がつく。
それにしても Pat Benatar 声は本当に綺麗(特に高音部)。あまりに綺麗過ぎて、ロックを歌うのにはふさわしくない声と評された、というのを何かで読んだ記憶がある。事実、Heartbreaker を聴いていても、声がもったいないというか、Ann Wilson みたいにもう少しロックっぽい迫力があれば更に良いのにと思うこともある。また、Pat Benatar はオペラを学んでいたこともあるらしい。なるほど、彼女の歌い方はその影響を受けているのが分かる。だが、中・低音部でのシャウトというか唸りは何かしら無理してロックしているような気がしないでもない。

コメント

  1. バード より:

    はじめまして。
    パット・ベネターの事書かれてたので、つい書き込みさせて頂きます。
    この人が日本で有名になったのは、「ファイヤー&アイス」からだったと思います。
    最近のCDは日本盤が発売されてなくて寂しいですが、今でも活躍されてるので、また日本でCDが発売される日が来ると良いですね。
    色々と、懐かしい方の名前が有って拝見するのが楽しみです。時々、お邪魔させて下さい。

  2. バードさん、はじめまして&コメントありがとうございます。
    最近、洋楽アーティストの日本盤はリリースされなかったり、出てもすぐに廃盤になってしまいますね。Pat Benatar にしても、BEST SHOTS の日本盤スーパー・ベスト・ショッツは再発売されていませんしね。本当に寂しいものです。
    このブログは、主に1980年代の洋楽を題材にして、気ままに書いています。Def Leppard マニアなので HR/HM 系が多くなりますが、時々、自分でもよくこのアーティストが出てきたな、と思うような記事を書いていたりします。
    どうぞよろしくお願いいたします。

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