Higher Power / Boston

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グレイテスト・ヒッツ
グレイテスト・ヒッツ

ベスト盤に収録された、新録音の曲(既に10年前の曲になってしまったが)。


アメリカン・リーグのプレーオフ(正確にはリーグ優勝決定シリーズ)第7戦、ボストン・レッドソックス (Boston Red Sox)の松坂大輔投手が登板して見事勝ち投手jとなり、チームはワールド・シリーズ進出を決めた。3連敗の後3勝し、勝てばワールド・シリーズ、負ければ終わりという試合に登板するという巡り合せも凄いものだが、これでレッドソックスは松坂投手に1億ドルを投じただけのことはあったというもの !?
巨額の入札金・契約金云々で松坂投手に目が向きがちだが、シーズンを通しても中継ぎの岡島秀樹投手の活躍は相当なもの。契約内容は2年250万ドルとのことだから、レッドソックスにしてみたら、すこぶる効率の良い投資だったようだ。
ここぞという場面で力を発揮したボストン・レッドソックス所属の日本人メジャー・リーガーにちなみ、Boston の Higher Power を。
あの Boston がベスト盤をリリースするということでちょっとした話題になったのが、今から10年前のこと。おまけに、新曲も収録!というサプライズ物だった。(何せ8年にアルバム1枚のペースだから)。
Higher Power は、従来の Boston サウンドに比べたらハードで重いカッティング・ギターが非常に印象的な楽曲である。GREATEST HITS のラストに収録されている Higher Power (Kalodner Edit) の方がやや軽めのサウンドで、従来の Boston に近いかもしれない。
ライナー・ノーツには、Higher Power を書くに当たってインスパイアーされたということで、Narcotics Anonymous (匿名断薬会)と Alcoholics Anonymous (アルコール中毒者更生会)に対しての謝辞が書かれている。薬物・アルコール中毒に立ち向かう人々へ捧げるとも書いてある。この歌詞における Higher Power って、薬物・アルコールに立ち向かう勇気のことだったのか。薬物反対、暴力反対、動物愛護、菜食主義の Boston らしいメッセージ性を持った楽曲であることに今頃気が付いた。

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