蒼ざめたハイウェイ
もともとは、Cheap Trick のセカンド・アルバム「蒼ざめたハイウェイ」(原題 In Color )に収録されていたが、オリジナルより遥かに有名なのが、この「チープ・トリック at 武道館」ヴァージョン。
at 武道館
チープ・トリック at 武道館コンプリート
今日は、Cheap Trick のボーカル,Robin Zander の誕生日である。At 武道館の頃には、麗しの王子さま、といった感じでアイドルしていた Robin Zander も、もう、50代に突入している。
Cheap Trick の代表曲といえば、この I Want You To Want Me 邦題「甘い罠」。「甘い罠」という邦題を付けたセンスにも感心する。「蒼ざめたハイウェイ」が発売されたとき(1977年)に、この曲もシングルとしてリリースされたがさっぱり売れず、1978年「チープトリック at 武道館」の大ヒットで、再度この曲のライブ・バージョンをリリースしたところ(1979年)、全米7位の大ヒット曲になった、という経緯がある。
オリジナルの方は、ピアノのメロディーも優しく、甘ったるいキャンディ・ポップのような曲調であるが、ライブ・バージョンは、一転、緊張感のある曲になっている。観客の黄色い嬌声が、また、Cheap Trick ライブの雰囲気を見事に表している。曲が良いから、オリジナル、ライブ、どちらのバージョンでも楽しめる。個人的には、ギター・サウンド中心のライブ・バージョンの方が好み。
Cheap Trick のベスト盤を買うときには、I Want You To Want Me がどちらのバージョンで入っているか注意しないといけない。ライブ・バージョンを収録していることが大半だが、まれに、オリジナルを収録しているベスト盤もある。
プレミアム・ベスト
コメント