ニュークリア・ファーニチュア
(画像はアメリカ盤のもの)
1984年秋、全米最高位66位に終わった曲。
祇園祭のハイライト、山鉾巡行が無事済んだ京都にも、アニヤ・ハインドマーチのエコ・バッグ騒動が押し寄せようとしている。
夕方、大丸・京都店に行ってみたら、出入口の扉に張り紙があった。アニヤ・ハインドマーチのエコ・バッグ販売についてのお知らせだった。
限定数400 お一人様2個まで
まず、そこに目が行った。東京とは違い、割り当て数は少ない。もっとも、それ程遠くない大丸・梅田店、心斎橋店にもアニヤ・ハインドマーチはあることだし、一地方都市としての割り当てはこんなものなのかもしれない。
デパ地下で買い物をして、地下の出入り口から出てみれば、そこには既に行列が出来ていた。まだ、前日の夕方なんやけど。それに、どう考えても女物のブランド・バッグを持ちそうにないおじさんも列に入っている。いわゆる、並び屋さん?ざっと見て50人以上は並んでいたから、徹夜組で限定400は超過しそうな勢い。
列= line で考えていたら、Jefferson Starship の Layin’ It On The Line が浮かんできた。
1970年代のアルバムに収録されていたのかと思っていたが、実は NUCLEAR FURNITURE 収録で、Jefferson Starship 名義での最後のシングル・カット曲だった。結構ハードで、かつメロディアスな楽曲だから、個人的には記憶の中に納まっていたけど、全米最高位66位とさほどヒットしていなかったから、一般的には受けなかったようだ。
Layin’ It On The Line はイディオムのように見えたので、いつもの英辞郎 (http://www.alc.co.jp/) で調べてみた。
lay on the line: (職を)賭ける、支払う、歯に衣を着せずに言う
アニヤ・ハインドマーチのエコ・バッグのために列を成している人の中には、並び屋と思えるおじさんやオークションでの転売を目論んでいる人もいるだろう。
誰かがプレミア料を支払うことになる…。
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