LIVE 8 (初回出荷限定価格)
2005年7月2日に行われた世紀のイベント。
Queen + Paul Rodgers の DVD 情報を検索していたら、LIVE 8 の DVD 情報に行き当たった。
11月9日に発売予定、DVD 4枚組み BOX セット。Disc 1 – Disc 3 は London と Philadelphia の映像、Disc 4 に他の国の映像などが収録されているとのこと、アマゾンには収録曲の詳細は掲載されていなかったが、HMV Japan には曲目が紹介されていた。London が主体で、次いで Philadelphia +他の地域で演奏したメジャー・アーティスト。会場としても London がメインだったから、London でのパフォーマンス中心の構成になるのだろう。
Def Leppard は Pour Some Sugar On Me のみ。1曲目に演奏した Rock Of Ages は Joe の声が出ていなかったし、2曲目はカヴァー曲 No Matter What だから、大ヒット曲 PSSOM が選択されたのは当然と言えば当然か。会場に百万人集まった、というメッセージや、最後に Joe がデジカメを取り出して観客を撮影する姿も収録されているのだろうか?それよりも何よりも、AOL でストリーミングされた、Sav の殆ど写っていない映像とは違うものであることを望みたい。Joe の比率が高くなるのは仕方ないとしても、他のメンバーは均等に登場して欲しい。
Bon Jovi も Livin’ On A Prayer 一曲のみ、Tront で演奏していた Motley Crue は収録されていない。London の The Who や Pink Floyd は全曲収録なのに、Tront での Deep Purple は一曲も収録されていない(Hush 観たかった)。会場及びアーティストによって差がありすぎる。でも、Def Leppard の PSSOM と The Who の Who Are You の為に結局買うことになる。11月は Queen + Paul Rodgers に Motley Crue で物入りだというのに、更に追い討ちをかける。
アマゾンも HMV Japan も、値段の安い初回出荷限定価格をさらに値引きして予約を受け付けている。割引で購入者側は得した気になるけれども、販売側も売り上げを確保するので、上手く商売に乗せられることになる。結局は資本主義経済下の、ごくごく微細な歯車の一つと化してしまう。そもそも、資本主義経済が発達して南北格差が広がったところへ、AIDS 禍や内戦が追い討ちをかけた為に極端な貧困地域が生じた、と認識しているのだが。世の中、矛盾だらけ。世界でも物質的に豊かな日本で生活できる幸運に感謝しつつ、DVD を楽しませてもらおう。
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