Love And Affection (Live) / Def Leppard

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ヒステリア
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日本盤 CD のみのボーナス・トラック。

2005年も大晦日となった。
20年以上前からの Def Leppard ファンとしては、 1984年12月31日に Rick Allen が交通事故に遭ったということを忘れることが出来ない。事故の時21歳だった Rick も今年で42歳、彼の人生の半分を片腕のドラマーとして活躍してきたことになる。いくら才能があったとはいえ、第一線のロック・バンドでドラムを叩き続けるには並々ならない努力であっただろう。また、Def Leppard 自体も Rick の事故や Steve の他界といった様々な出来事にも関らず、さらに、HR/HM 人気が低迷している現在の音楽シーンにも関らず、アルバムを出してツアーを行うのだから、バンドとしても相当なものである。余談になるが、2005年は Europe、Judas Priest、Motley Crue、Queen + Paul Rodgers といった、オリジナル・メンバー(もしくはそれに近い状態)による10~20年振りの来日公演が多かった。しかし、1993年以降3年周期で来日していた Def Leppard は、今年、日本公演を行わなかった。Official HP に以前出ていた情報通りであれば、2006年の春以降に期待しよう。
今年最後に取り上げるのは、Love And Affection ライブ・ヴァージョン。(そういえば2005年今年の漢字は「愛」が選ばれた)。HYSTERIA 日本盤 CD (LP には当然収録されていない)のボーナス・トラックなので、ある意味、レア音源である。何時の録音かはライナー・ノーツなどに記されていないので正確な事は分からないけれど、Joe がニュー・アルバムからの新曲、と曲紹介しているので、1986年夏にヨーロッパでライブを行ったときの音源だと思われる。Rick がライブを行えるにまで回復し、さぁ、これから、という勢いのある頃のライブ・パフォーマンスになる。1984年の事故から1987年 HYSTERIA 発売までの時の長さをリアル・タイムで知っているからこそ、このライブ・ヴァージョンを聴くたびに Def Leppard が復活した時の喜びを思い出さずにはいられない。
2005年も終わってしまう。2006年には Def Leppard の来日公演を観たいものだ。

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