Paper Sun / Def Leppard

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ユーフォリア
ユーフォリア

1999年に発売された EUPHORIA 収録の壮大な楽曲。

今日は夏至、一年で一番昼間が長い日である。昼間=太陽の出ている時間、とぼんやり考えていたら、Def Leppard の Paper Sun を思い出した。
仰々しいまでの音の作り、分厚いコーラス、意外な転調そしてギター・ソロと、いわゆる Def Leppard らしさが凝縮したこの曲は
Rock of Ages: The Definitive Collection
Rock of Ages: The Definitive Collection

に収録されたように、彼らにとって重要な1曲であることには間違いない。
しかし、個人的にはこの曲の陰りのある重苦しさが苦手で(これが大英帝国の HR/HM の特徴とも言えるのだろうが)、Def Leppard の中ではそれ程聴き込んだ楽曲ではない。この重苦しさはどこから出ているのかと ROCK OF AGES の解説を読んだら、その理由が見えてきた。Viv や Phil の解説によると、ダブリンの Joe のスタジオで EUPHORIA のための曲を作ったりレコーディングしていた時に「オーマ爆破事件(1998年8月15日、北アイルランドのオーマという町で Real IRA が起こしたテロ)を知り、この事件についての曲を書こうと考え、暗い陰鬱な曲が出来上がったとのこと。特に北アイルランド出身の Viv にとっては、身につまされる思いだっただろう。
Paper Sun の本当の重さ、本当の意味は、平和に浸りきった日本人の私には到底理解出来ない(オーマ爆破事件も知らなかったし)。

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