ストリート・オブ・ドリームス
1983年に発表された Rainbow 最後のオリジナル・アルバムからのヒット曲。
今日はどういうわけだか、朝からこの曲が頭の中で鳴り響いている。
日本でヒットしたのは1983年の秋~冬にかけてだったように思うが、私がこの曲をフル・コーラス、エア・チェックして聴いていたのが冬場だったために、冬になると思い出す曲の一つでもある。
メロディアスでドラマチックな曲展開とは対照的(?)な、Joe Lynn Turner の淡々としたボーカルが実に印象的で、結構好きな曲の部類になる。私にとってリアル・タイムで Rainbow の曲を聴いたのはこの曲が初めてだったので、当初、Rainbow はポップでメロディアスな楽曲が中心のハード・ロック・バンドなんだと妙な誤解をしていたこともあった。実際はそうではない事を、後に
ヴェリー・ベスト・オブ・レインボー
を聴いて知ることになる。
Ritchie Blackmore 御大の意向でバンド・メンバーがころころ変っていった Rainbow だが、いわゆるヒット曲には恵まれなかった。この Street Of Dreams は全米60位、全英52位止まり。もう少しチャート・アクションが上位でも良さそうなのに、時代というかタイミングが悪かったのだろうか。
パワー・ロック・トゥデイ15周年(CD+DVD)
の DVD にはこの曲のプロモーション・ビデオが収録されている。ストーリー仕立てになっていて、演奏シーンを通して見ることが出来ないのが残念だが、これも戦略だったのだろう。
コメント