Two Sides of If
Def Leppard のギタリスト Vivian Campbell のソロ・アルバム。
先日 HMV から届いたこのアルバムを、この週末に聴いた。(Def Leppard の ROCK OF AGES は今まで店頭で見かけたことがないので、店頭で売り出される可能性が低そうな輸入盤は アマゾンか HMV で頼むことにしている。今週は CD ショップを見ていないから、この Viv のアルバムが店頭販売されているかどうかは知らない)。
Viv の HP でサンプルを聴いていたからそれ程驚きはしなかったのだけれど、このアルバムは完全にブルーズ・アルバム。雰囲気が違う。ライナー・ノーツを見ると、4月の3日間でライブ録音したとのことなので、一音一音創り上げる Def Leppard とは全く異なる手法で制作されたことも影響しているのだろう。Viv はギターにボーカルに、自分を前面に出している。Viv の若かりし頃、Dio や Whitesnake で活躍していた頃を彷彿させるような弾きまくりギターが、今では新鮮に聴こえる。(これだけ弾けるのだから、Def Leppard で Phil とギター・バトルを展開すれば良いのに)。またボーカルについても、Def Leppard のコーラス隊ではハーモニーの一部としての役割なので、はっきりと、これが Viv の歌です、というのを聴くのは初めてで、これまた非常に新鮮だった。Viv は結構歌も上手いし、ギターに負けずに歌を聴かせている。新たな Vivan Campbell の世界が展開されている。
Viv の次は Phil のサイド・プロジェクト Man-Rase のシングル
Skin Crawl
(画像は Amazon.co.uk に掲載されているもの)
が 10月24日にリリースされる。イギリスからの輸入盤のようだ。Viv のソロ・アルバムよりも店頭に並ぶ可能性は低そうだから、これもそろそろ予約しなければ。
メンバーのサイド・プロジェクトが活発なのは構わないのだけれど、Lepps の来日公演は何時?カヴァー・アルバムのリリースは何時?オリジナル・アルバムは遥か彼方 ??
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