What A Fool Believes / The Doobie Brothers

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1979年4月14日に Billboard HOT 100 1位を記録した大ヒット曲。

2022年10月25日の Night Ranger 以来、久しぶりの洋楽のライヴ。2020年以降、歌舞伎の公演にはよく行っているものの、外タレのライヴはチケット高騰もあって足が遠のいている。

Michael McDonald が The Doobie Brothers の一員としてやってくるということで、ウドー・プレミアムメンバーズでチケットを取ったら、前方だが左端という微妙な席だった。ギター以外の楽器も操る John McFee を観たかったのだが、立ち位置が反対だ…。

開演30分ほど前にフェスティバルホールに行き、入場前にパンフレット(3000円)を購入する。キャッシュレスの時代、普通にクレジットカードが使えるのがありがたい。パンフレットはバンドの歴史を振り返る写真で構成されたアメリカ仕様のもの。Tom Johnston と Pat Simmons が書いた Long Train Runnin’ : Our Story Of The Doobie Brothers という昨年発売された本の宣伝もあった。(そんな本が出ていたのね)。

場内では、1970年代のヒット曲が次々と流れている。客席を見渡してみると、3階までほぼ満席だった。コロナ禍以降、行動制限のないライヴ、Tom Johnston、Pat Simmons、John McFee の固定メンバーに Michael McDonald が加わって初の来日公演となれば、埋まらないはずがない。

開演時刻が近づいて Pink Floyd の Money、Boston の More Than A Feeling と続き、さて、客電が落ちるかと思いきや、KISS の Rock And Roll All Nite が流れる。と、中途半端なところでフェード・アウトして、開演予定時刻を5分ほど過ぎたところで場内が暗くなった。

セットリストについては、setlist.fm を参考にした。

2023.4.24 The Doobie Brothers @フェスティバルホール

  1. Nobody
  2. Take Me In Your Arms (Rock Me A Little While)
  3. Here To Love You
  4. Dependin’ On You
  5. Rockin’ Down The Highway
  6. Easy (LIBERTE)
  7. South City Midnight Lady
  8. Clear As The Driven Snow
  9. It Keeps You Runnin’
  10. Another Park, Another Sunday
  11. Eyes Of Silver
  12. Better Days (LIBERTE)
  13. Don’t Ya Mess With Me (LIBERTE)
  14. Real Love
  15. World Gone Crazy
  16. Minute By Minute
  17. Without You
  18. Jesus Is Just Alright
  19. What A Fool Believes
  20. Long Train Runnin’
  21. China Grove
  22. Black Water (encore)
  23. Takin’ It To The Streets (encore)
  24. Listen To The Music (encore)

70歳を超えて2時間越えのライヴをこなす主要メンバーたちは凄い。おなじみのヒット曲、そして、最新アルバム LIBERTE から3曲と、新旧取り混ぜたセットリストだった。

オープニングの Nobody から場内は盛り上がっていたものの、立つ人は見当たらず、大阪にしてはノリが悪いと思いつつ私も座っていた(端だったし)。再三 Tom Johnston が煽るものの、一部ちらほら立っている人がいたくらい。立ちたいけど、…、立てない、という雰囲気だった。2階・3階から1階はどのように見えていただろうか。

Minute By Minute の後だっただろうか、Tom Johnston が立つように激しく促し、ようやく総立ちとなった。そこからは、怒涛の盛り上がり。皆立ちたかったのだが、控えていただけ。

What A Fool Believes など Michael McDonald メイン・ヴォーカルの曲は、トリプルギターも相まってかなりロック調だったけれど、貴重なものを観させてもらえた。

パワフルな Tom Johnston は見た目が若いけれど、1948年8月生まれの74歳。Pat Simmons も同じく1948年10月生まれの74歳。Michael McDonald は1952年2月生まれの71歳。彼らの年齢を考えると、そして、これまでの来日公演の周期を考えると、あと1回あるかどうかか。

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