Wild-Eyed Southern Boys / 38 Special

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Wild-Eyed Southern Boys
Wild-Eyed Southern Boys

1980年に発表された 38 Special 4作目のアルバム・タイトル・ナンバー。


10月10日は目の愛護デーということで、目に関する曲を考えてみたら、Survivor の Eye Of The Tiger(前に書いた)、The Eagles の Lyin’ Eyes (これも前に書いた)、そして 38 Special の Wiled-Eyed Southern Boys、Kim Carnes の Bette Davis Eyes の4曲がすぐに思い浮かんだ。私の洋楽人生に大いなる影響を与えた 38 Special を外すわけにはいかないので、あえてマイナーな曲を選んだ。
この Wild-Eyed Southern Boys はヒットこそしなかったものの、38 Special を代表する曲として重要であることには違いない。まず、 Southern Boys というタイトルからして南部を主張している。次に、曲そのものはかなりポップ化しているものの、サザン・ロックの泥臭さを継承している。そして、ボーカルは Donnie Van Zant と Don Barnes が交互に取っている。初期の作品は Donnie がメイン・ボーカルだったが、3作目
Rockin’ Into the Night
Rockin' Into the Night

のタイトル・ナンバーは二人で歌っているものの、メインは Don になってそこそこヒットした。つまり、曲のポップ化と共にその曲に合う声質の Don が歌うことで(実際 Don の方が声は良いと思う)、1980年代前半から半ばにかけてのヒット連発に繋がるのだが、その前段階として、Rockin’ Into The Night と共に Wild-Eyed Southern Boys は 38 Special のターニング・ポイントを象徴する曲と私は捉えている。しかし、以前にもブログに書いたことがあるように、どちらの曲も彼らの自身によるものではなく、Rockin’ Into The Night は Survivor のオリジナル・メンバーである Jim Peterick、Frank Sullivan、Gary Smith の共作、Wild-Eyed Southern Boys は Jim Peterick 一人の手によるものである。
日本のアマゾンもアメリカの Amazon.com もオリジナル・アルバムの新品は入手出来なくなっている。もっとも、Wild-Eyed Southern Boys はベスト盤に必ず収録されているので、音源は豊富である。
2枚組み
Anthology
Anthology

1枚もの
The Very Best of the A&M Years (1977-1988)
The Very Best of the A&M Years (1977-1988)

20th Century Masters – The Millennium Collection: The Best of .38 Special
20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of .38 Special

1987年にリリースされたベスト盤(日・米とも廃盤)
Flashback: The Best of .38 Special
Flashback: The Best of .38 Special

今 CD コレクションを確認してみたら、上記のベスト盤を全て持っていた。
Def Leppard はマニアックに集めているが(自覚している)、38 Special もそれに負けず劣らず集めていた(自覚していなかった)。

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