2013年は夏に文楽で、秋には歌舞伎(@大阪松竹座)で夏祭浪花鑑が上演された。
これまで数年間歌舞伎や文楽を観てきているけれど、夏祭浪花鑑はまだ観ていなかった。
(2010年の大阪平成中村座で上演されたのだが、中村勘三郎の夏祭浪花鑑を観る機会はまだまだあるだろうと見送っていた)。
Wikipedia (日本語) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E7%A5%AD%E6%B5%AA%E8%8A%B1%E9%91%91 にあらすじが出ているが、現在の大阪は日本橋周辺が舞台なので、国立文楽劇場にしろ、松竹座にしろ御当地になる。演目の舞台となっている場所と、劇場が立地している場所がほぼ同じだと、一層、親近感と臨場感を味わえるような気がする。
先に文楽を観て話が分かった状態で歌舞伎を観たためか、生身の人間で本水を使っていたこともあり、よりリアリティを感じた。大阪人の片岡愛之助演じる団七も良かったけれど、中村勘三郎の団七を観ておきたかった…。
それにしても、初めて
を見た時は目が点になってしまった。夏祭初音鑑 という題名もだが、曲目リストの序・二の切・道行・四の切・大詰って、文楽や歌舞伎の流れではないか。初音ミクも奥が深い。
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