双蝶々曲輪日記 角力場

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大相撲力士名鑑〈平成22年度〉
大相撲力士名鑑〈平成22年度〉
平成22年初場所は二横綱、四大関だった。


謹賀新年。
2010年に洋楽のライヴに行ったのは上半期にたった3本だけ。下半期は歌舞伎に通っていたので、数日は正月らしく伝統芸能をタイトルに記事を書いていく。
と書きながらも、2010年最初に行ったのは3月に南座で行われた三月花形歌舞伎だった。市川亀治郎丈、中村獅童丈の若手二人が南座に登場するということで(この二人が顔見世に出演するのはいつの日か)、チケットをどうするかと松竹のサイトでチケット情報を見ていたら、どうぞ買ってくださいと言わんばかりにとちり席の真ん中が空いていたため、そのままチケット購入手続きへ(1等席12,600円、ちと高い)。
折しも大相撲三月場所開催中のこと。大相撲観戦にも行く私には、「角力場」という演目も興味深い。
(3月は、歌舞伎、AC/DC、大相撲に行ったけれど、我ながらよく分からない趣味をしている。共通点は、伝統と様式美か?)
「角力場」に登場するのは、関取の濡髪長五郎(獅童)、素人角力出身の放駒長吉(亀治郎)。(長五郎と長吉でふたりの「ちょう」→双蝶々。演目を理解するには筋を知っていないといけない)。江戸時代に女性は相撲見物出来なかったことや( goo 大相撲にコラムあり http://sumo.goo.ne.jp/ozumo_joho_kyoku/yomu/001/122.html)、放駒は江戸時代からあった四股名だったこと(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E9%A7%92)など、歌舞伎の話とは関係ないところに感心しながら芝居を観ていた。
なるほど、とちり席(前から7~9列目)は舞台が見渡せて見やすい。
「細マッチョ」も衣装で恰幅のよい関取に。しかし、貫禄にやや欠けるように見えたのは、実際の力士を本場所で見ているからか、役者が若いからか。
実際の大相撲では、前の月に横綱・朝青龍関が突然引退という異常事態が起こっていたが、その後、更に大騒動が起こるとは夢にも思わなかった弥生三月だった。

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