ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ
新作 CD の9曲目に収録。
2008年10月28日 Def Leppard @名古屋・日本ガイシホール(旧レインボーホール)
場内に入って周りを見渡してみたところ、スタンドがガラ空き。一ブロックに2-30人座っているだけ(ライヴ終了後はもう少し増えていた)。空席のイス席そのまま。これは酷い…。アーティストに悪い。集客を見越して大阪城ホールをステージパターンAにした大阪ウドーは正しかった。(スタンドの上部まで人は入っていたから、見た目の印象が全く違う)。
武道館の時と違い、ステージと客席を隔てる柵との距離が長い。せっかくのアリーナ前方花道横でも、武道館の時より遠くなっている。(カメラ部隊は移動が楽そうだったが)。
東京公演同様
グッド・トゥ・ビー・バッド
が先。
Whitesnake が終わってセット・チェンジ。東京・大阪公演同様に Just What I Needed、Start Me Up、 The Boys Are Back In Town と BGM が流れ、 For Those About to Rock (We Salute You) が終わるか終らないかというところで客電が落ちる。
ステージに登場した Joe はスタンド席がガラ空きで唖然としていた。オープニングからの盛り上がりに欠けていたのもあり、Joe がアリーナそしてスタンドのオーディエンスに向かっても煽ってはいたが…。
名古屋の人には悪いけれど、ノリが悪かった。
周りには Def Leppard T シャツを着ていた人がいたので盛り上がるかと思いきや、拳を突き上げることも、両腕を上げて拍手することもない。
以下、セットリスト。
1. Rocket
2. Animal
3. C’mon C’mon
4. Make Love Like A Man
5. Mirror, Mirror (Look Into My Eyes)
6. Go
7. Love Bites
8. Two Steps Behind (acoustic)
9. Bringin’ On The Heartbreak (acoustic → electric)
10. Switch 625
11. Hysteria
12. Armageddon It
13. Photograph
14. Pour Some Sugar On Me
15. Rock Of Ages
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16. Bad Actress
17. Let’s Get Rocked
名古屋も Mirror, Mirror を演奏してくれたが、大阪以上に歌えていない。Mirror, Mirror は仕方がないにしても、Bringin’ On The Heartbreak も歌えていない。Hysteria 以降のヒット曲でようやく盛り上がったものの、武道館初日ほどではなかった。
日本公演最終日だというのに、客入りの悪い会場でノリが今一つのオーディエンスという状況で、メンバー達は手を抜かず全力で演奏し続けてくれたのは流石プロだわ。
武道館初日、大阪で聴けなかった Go と Bad Actress が聴けたのは良かったとしても(来日公演で演奏した楽曲は全て聴いたことになる)、先に盛り上がったライヴを観ているだけに少々残念な名古屋公演だった。
あのステージ・セットを持ってくるとなるとアリーナクラスの会場になるのは仕方がないだろうけれど、プロモーターはもう少し日程や会場を考えてほしかった。(最終日東京か大阪ならましだったはず)。
これで怒涛の Def Leppard week が終わる。
今度、いつ新作を出して来日公演を行うのだろう?
世界的に様々な事が大混乱しているこの時代、次は何時になるやら。
追記:
武道館初日の記録を読み返していて、名古屋の Phil のアコースティック・ギターがワイヤレス・システムに変更されていたのを思い出した。Phil のセッティングに少々もたついていてちょっとした間が開き、いそいそと花道前方に出てきた Phil に Joe が一言 He is naked.(4曲目位からいつも通り脱いでいた)。Phil のアコースティック・ギターのストラップが虎柄だった。どうせなら豹柄にすれば面白いのに。また、Phil のローライズのベルト通しを後ろからちょいと引っ張り上げてからかっていた のは Sav。さりげなくお茶目。
Two Steps Behind の紹介で 1993年のアルバム ADRENALIZE と言った Joe、慌てて RETROACTIVE と言い直していた。歩く Def Leppard の生き字引ともあろう俺様でも間違えるのね。…アコースティック・セッションの小ネタ集。
デビカバとバックバンド達状態の Whitesnake の後で見ると、尚のこと Def Leppard のバンドとしての結束の強さがよく分かる。そして、オーディエンスを盛り上げるのも上手い。Joe, Sav, Phil, Viv の誰かがいつも目の前にいる。そして、誰かが Rick のそばにいる。バンドとオーディエンスの一体感を味わえるのが Def Leppard のライヴの良いところなのだが、今回はジョイント・ツアーで白蛇ファンも多く、これまでとはまた違う雰囲気だった。
次回は小さい会場で良いから、単独公演を行って欲しい。
追記その2:
NY時間2008年11月14日付けで、Def Leppard official site (http://www.defleppard.c)om/index.asp) の News に Shots From Japan ということで名古屋公演の写真がアップされていた。12枚中6枚 Sav が写っている。Sav ファン必見!
それにしても、ライヴから20日近く経ってアップされるのは、写真のセレクトに時間がかかったのか、NZ公演終了まで待ったのか…?
コメント
[…] ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ @大阪城ホール 2008.10.27 (Whitesnake とのダブルヘッドライナー) 01 Rocket 02 Animal 03 C’mon C’mon 04 Foolin’ 05 Make Love Like A Man 06 Nine Lives 07 Love Bites 08 Mirror, Mirror (Look Into My Eyes) 09 Bringin’ On The Heartbreak (acoustic → electric) 10 Switch 625 11 Hysteria 12 Armageddon It 13 Photograph 14 Pour Some Sugar On Me 15 Rock Of Ages Encore 16 Let’s Get Rocked Whitesnake とのカップリングで90分のライヴたったことから演奏曲は少ない。Mirror, Mirror (Look Into My Eyes) がサプライズに近いか。 参考記事: 2008年10月23日 東京@日本武道館 2008年10月24日の記事 2008年10月28日 名古屋@日本ガイシホール 2008年10月29日の記事 […]
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