CELLOVERSE / 2CELLOS

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2015年1月に発売されたアルバム。


NHK BS で 2CELLOS のライヴが放映され、意外と面白いなと見ていたのが、今年1月のこと。その頃、タイミング良く大阪ウドーの BEAT CREW から来日公演の案内があったものだから、これも何かの巡り合わせとチケットを申し込んだところ、4月の Olivia Newton-John 同様、2列目の真ん中近くという素晴らしい席が送られてきた。席に着いて周りを見回すと、今日は年代を問わず女子率が非常に高かった。中高年男性の観客が多かった Olivia とは対照的。
19時を5分ほど過ぎたところで、客電が落ちた。

で簡単に予習はしたものの、全ての楽曲を知っている訳ではないので、セットリストはソニー・ミュージックの公式サイトの記事 http://www.sonymusic.co.jp/artist/2cellos/info/455551 や、 BARKS の記事 http://www.barks.jp/news/?id=1000116989 などを参考にした。
2015.7.6  2CELLOS @フェスティバルホール
1. Oblivion (Piazzolla 作曲)
2. Gabriel’s Oboe (Morricone 作曲)
3. Where The Streets Have No Name (U2 cover)
4. Viva La Vida (Coldplay cover)
5. The Book Of Love (The Magnetic Fields cover)
6. Resistance (Muse cover)
7. With Or Without You (U2 cover)
8. Human Nature (Michael Jackson cover)
9. Smooth Criminal (Michael Jackson cover)
10. Welcome To The Jungle (Guns N’ Roses cover)
11. Thunderstruck (AC/DC cover)
12. Voodoo People (The Prodigy cover)
13. Mombasa (Hans Zimmer 作曲)
14. They Don’t Care About Us (Michael Jackson cover)
15. Smells Like Teen Spirit (Nirvana cover)
16. You Shook Me All Night Long (AC/DC cover)
17. Highway To Hell (AC/DC cover)
18. Satisfaction (The Rolling Stones cover)
Encore
19. The Trooper (Iron Maiden cover)
20. Back In Black (AC/DC cover)
21. Bach Air (Bach 作曲)
先ず上手より Luka Sulic が登場し、日本語で「イチセロ」とコメントして白のサイレントチェロを弾き始める。程なく下手より Stjepan Hauser が登場し、こちらは黒のサイレントチェロを弾き始める。立ち上がったりして体全体を使ったパフォーマンスの Stjepan に対して、Luka は席こそ立たないものの両腕は負けず劣らず激しく動いている。携帯電話・スマホでの撮影は許可されていたので、あちこちからのシャッター音が耳に入ったけれど、ドラムスの Dusan Kranjc が演奏に加わってからは(Thunderstruck から Back In Black まで)、シャッター音も気にならないロック・コンサートに変貌した。それまで、周りにぽつぽつ立っている人がいるのに気がついたけれど、Stjepan が煽ることもあり、会場中ほぼ総立ち状態に。選曲も AC/DC を中心にハード・ロック系のカヴァーが多い。Stjepan はステージに寝転がってチェロを弾くし(Angus Young の真似?)、指で角を作ったりもしたし(これも Angus の真似?この意味が分かった観客は、それ程多くないと思う)、AC/DC のファンなのだろうか。おまけに、Satisfaction は合唱曲の扱い。(サビしか知らない…)。
アンコールも Iron Maiden、AC/DC とハード・ロックが続いたが、最後は「クラシックで始まったので、クラシックで終わる」(in English)とバッハの G 線状のアリア(英語で air と書くのね、知らなかった)で締めた。客電が点いて時計を見ると、20時30分過ぎ。約1時間30分があっという間の、密度の濃い時間だった。
クラシックとは言わないまでも、座って聴くコンサートだと思って行ったのだが、良い意味で思いっきり裏切られた。
2CELLOS は聴くよりも観る方がよほど楽しく素晴らしいアーティストだった。

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