HYSTERIA (でかジャケCD)/ Def Leppard

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ヒステリア [でかジャケCD]
ヒステリア [でかジャケCD]

1987年にされた Def Leppard の代表作。
でかジャケCD なので、画像も大きく。


これで何枚目の HYSTERIA になるのだろう?
ユニバーサルの戦略に乗せられて、ジャケットのためだけに購入してしまった。
それも、裏面のためだけに。
勿論、HYSTERIA の LP も持っている。
この「でかジャケCD」が発売されるということを知った段階で、押入れから LP を引っ張り出して眺めていた。今更ジャケットが大きくなっても、と思いつつ、ジャケットを裏返した途端、1987年にタイム・スリップ。
そうだった、LP ジャケットの裏面にはメンバーの写真もあったのだ。
CD になってからの HYSTERIA のジャケット裏面には、メンバーの写真は載っていない。長年 CD を使っている間に、無機質な幾何学模様だけのジャケット・デザインに慣れてしまっていた。
CD に付随しているブックレットにはメンバー個々人の写真もあるが、不規則な形をしている上に、円形や直線で所々白く抜けている。LP ジャケットでは、幾何学模様の間にメンバーの写真を嵌め込んでいたものを、CD はその写真だけを切り抜いてブックレットに転載したものである。LP ジャケットを知らない人にとっては、これらの写真が使われている理由が謎であっただろう。
「でかジャケCD」は、LP ジャケットをほぼ忠実に再現している。裏面にメンバー写真もあった。
今再び見直してみると、メンバー写真の配置もそれなりに面白い。真ん中の赤い二等辺三角形(この二辺に SIDE ONE、SIDE TWO として曲目を列記)の左側に Rick、右側に Joe & Sav (Sheffield の絶妙コンビ!!)、二等辺三角形の内側には Phil & Steve (Terror twins!!)。懐かしい時代。
コンパクト・ディスク全盛の今、持ち運びを考慮してか、ユニバーサルは会社名と「でかジャケCD」のロゴの入った持ち手のついた透明なビニール袋を用意していて、この CD を買った時は CD ショップの袋ではなく、その専用袋に入れてくれた。そういう袋サービスよりも、解説・訳詞の誤字を何とかして欲しい。BEST OF も結構誤字が見られたが、この「でかジャケ」 HYSTERIA の解説(LP発売当時のものと、CD 再発売時の解説とはっきり区別してほしかった)や訳詞に誤字が散見される。
この商品は本当にジャケットだけ、特に HYSTERIA は裏面が重要。
もし第2段、第3段とリリースされるようなら、PYROMANIA も期待したい。やはり裏面の、ライト・ハンド奏法をするPhil 之図を復刻してほしい。

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