Inside Information
1988年2月に全米6位を獲得。
一昨日の Asi a に引き続き、久し振りに CD を聴いて昔よく聴いていたのを思い出した曲、その2曲目。2月2日に Foreighner の Waiting For A Girl Like You を書いたときに CD を聴いていて思い出したのだから、正確にはこちらの曲の方を先に書くべきだったのだが、最高位をつけた2月20日に合わせてと書こうと思い保留していた。しかし、その20日を忘れて別のアーティストを書いているのだからどうしようもない。
1985年に Waiting For A Girl Like You で彼ら初の全米 No.1 を獲得してから約3年、イントロの演奏無く、いきなり Say you will で始まるこの楽曲で Foreigner が復活したのを知ったのは1988年初めのこと。1970年代の Foreigner の活躍を知らない私は、Foreigner といえばしっとりとしたバラードの印象が強く、Lou Gramm のシャウトで始まるこの楽曲に、Foreigner もこういった曲を作るのかと思ったものだった。サビのフレーズを繰り返す前半部より、メロディアスになる後半部が好きで、カセット・テープ(当時 CD プレーヤーを持っていなかった)が傷むのも厭わず、繰り返し聴いていた。時代は移り、音楽をパソコンに取り込んで、劣化を気にせず好きな場所を繰り返し聴けるなんて、本当に良い時代になったものだ。
この曲を収録したアルバム INSIDE INFORMATION が発表される前から、Lou Gramm はソロ活動を開始しており、結局、数年後には Foreigner を脱退してしまう。Vivian Campbell らと Shadow King を結成したものの、短命に終わった。Say You Will がヒットしていた頃には想像もつかなかった展開である。後から歴史を振り返ると、意外なところで繋がっているから面白い。
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